ネタバレ全開
めっちゃ泣いた. 以下泣きポイント.
- ピーター・パーカー死亡で泣く
- スパイダーマン追悼で遺されたMJの演説で泣く
- メイおばさん登場で泣く
- アーロンおじさん死亡で泣く
- ピーターBとモラレスの対決で泣く
- お父さん独白で泣く
- モラレススパイダーマン誕生で泣く
- ピーターBとの別れで泣く
なんでこんなに泣けるかというと, これまで散々繰り返されてきたスパイダーマンだったからだ. 『STAND BY ME ドラえもん』が泣けるって話があったけどそれに近い.
でもそれが問題になることもある. 私達はもはや何度も繰り返されるスパイダーマンに慣れすぎてしまっている. もはやいじめられっ子だったピーターは忘れ去られ, ベンおじさんの死に直面することはない. それでもこの作品はモラレスによるスパイダーマンの誕生を見事に描いた. すでに見慣れてしまったスウィングアクションもこだわり抜いたカメラワークとアニメ的表現で新鮮なものとなっている.
これまでの映画版スパイダーマンとは大きく異なるが, 間違いなくこれはスパイダーマンだった. それはピーター・パーカーの死やオリジナルとは異なるスパイダーマンたちを描くことで「スパイダーマンとはなにか」を表現しているのだろう. スパイダーマンはピーター・パーカーのことではなく概念となった.
スパイダーマンは宗教
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