2019/02/24

centOSでQuartusのインストール

なぜか一筋縄ではいかなかったのでメモ.

セットアップ環境

VirtualBox

VBoxManage -v
6.0.4r128413

vagrant

vagrant -v
Vagrant 2.2.3

OS

cat /etc/centos-release
CentOS Linux release 7.3.1611 (Core) 

Quartusは18.1.0 Build 625 09/12/2018のLite Edition.

OS立ち上げ

Mac OSX上にCentOS7の仮想マシンを建ててQuartus Prime Lite 17.0をインストールしように従った. 面倒なセッティングが済んでいるので大変ありがたい.

共有ディレクトリの設定

上記のvagrantfileでは共有ディレクトリが設定されていないので, 共有ディレクトリの項目を追記. 共有ディレクトリに予めダウンロードしたQuartusのインストーラを入れる.

Quartusのインストール

Quartusのダウンロードは個別ファイルではなく, 一式ファイルにする. 個別ファイルだとパスの設定がされない.

setup.shでインストール開始. たぶんsudoが必要.

Quartusの起動

一回目は素直に起動するが, 二回目以降は起動しなかった.

/インストール先/intelFPGA_lite/18.1/quartus/linux64/quartus: error while loading shared libraries: libsys_ixtq.so: cannot open shared object file: No such file or directory

要するに共有ライブラリが見つからないらしい. だいたい先駆者がいるのでそれに従う.
[Linux]共有ライブラリが見つからない時にやること

Quartusの共有ライブラリは/インストール先/intelFPGA_lite/18.1/quartus/linux64/にある. ~/.bashrcに追記.

export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/インストール先/intelFPGA_lite/18.1/quartus/linux64/

source ~/.bashrcで読み込むのを忘れないように. ldd /インストール先/intelFPGA_lite/18.1/quartus/linux64/quartus | grep "not found"でなにもでなければ, 起動できるはず.
Quarusを複数インストールしない場合はPATHを通しておくと楽. デバイスが増えるたびにQuartusも増えていくので, デスクトップにショートカットを置くなりするしかない.

USB-Blasterの設定

vagrantfileでも設定できるらしいが, うまくいかず. 素直にVurtualBoxを起動してOSの設定からポート>USBでUSBコントローラを有効化した. Quartusで認識させるためには更に設定が必要. USB-Blaster Driver for Linuxに従って設定ファイルを作成>再起動. VirtualBoxVMのツールバーからDevices>USBでUSB-Blasterを選択. lsusbjtagconfigで認識されていれば, Quartus上で選択できるはず.

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