toms.log
2019/02/24
centOSでQuartusのインストール
なぜか一筋縄ではいかなかったのでメモ.
## セットアップ環境 VirtualBox ``` VBoxManage -v 6.0.4r128413 ``` vagrant ``` vagrant -v Vagrant 2.2.3 ``` OS ``` cat /etc/centos-release CentOS Linux release 7.3.1611 (Core) ``` Quartusは18.1.0 Build 625 09/12/2018のLite Edition. ## OS立ち上げ [Mac OSX上にCentOS7の仮想マシンを建ててQuartus Prime Lite 17.0をインストールしよう](https://hikalium.hatenablog.jp/entry/2017/05/22/104519)に従った. 面倒なセッティングが済んでいるので大変ありがたい. ### 共有ディレクトリの設定 上記のvagrantfileでは共有ディレクトリが設定されていないので, 共有ディレクトリの項目を追記. 共有ディレクトリに予めダウンロードしたQuartusのインストーラを入れる. ## Quartusのインストール Quartusのダウンロードは個別ファイルではなく, 一式ファイルにする. 個別ファイルだとパスの設定がされない. `setup.sh`でインストール開始. たぶん`sudo`が必要. ## Quartusの起動 一回目は素直に起動するが, 二回目以降は起動しなかった. ``` /インストール先/intelFPGA_lite/18.1/quartus/linux64/quartus: error while loading shared libraries: libsys_ixtq.so: cannot open shared object file: No such file or directory ``` 要するに共有ライブラリが見つからないらしい. だいたい先駆者がいるのでそれに従う. [[Linux]共有ライブラリが見つからない時にやること](https://qiita.com/kouyan/items/c52fab36291a505e6122) Quartusの共有ライブラリは`/インストール先/intelFPGA_lite/18.1/quartus/linux64/`にある. ~/.bashrcに追記. ``` export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/インストール先/intelFPGA_lite/18.1/quartus/linux64/ ``` ` source ~/.bashrc`で読み込むのを忘れないように. `ldd /インストール先/intelFPGA_lite/18.1/quartus/linux64/quartus | grep "not found"`でなにもでなければ, 起動できるはず. Quarusを複数インストールしない場合はPATHを通しておくと楽. デバイスが増えるたびにQuartusも増えていくので, デスクトップにショートカットを置くなりするしかない. ## USB-Blasterの設定 vagrantfileでも設定できるらしいが, うまくいかず. 素直にVurtualBoxを起動してOSの設定からポート>USBでUSBコントローラを有効化した. Quartusで認識させるためには更に設定が必要. [USB-Blaster Driver for Linux](https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/programmable/support/support-resources/download/drivers/dri-usb_b-lnx.html)に従って設定ファイルを作成>再起動. VirtualBoxVMのツールバーからDevices>USBでUSB-Blasterを選択. `lsusb`と`jtagconfig`で認識されていれば, Quartus上で選択できるはず.
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